~後輩が話しかけやすい先輩とは? その3雑談~

こんにちは。

ひとりひとりの個性やカラーを大切に
自分らしく輝く人を応援する
接客・接遇コミュニケーション コンサルタントの岩村良恵です(^^)

前々回からテーマにしている
「話しかけやすい先輩」

今日は最終回です。3つ目のポイントは


日々の何気ない雑談

です!

一昨日、メンター制度の導入を検討中の企業様にて
研修をさせていただきました。

今後、メンターとして部下・後輩のサポートをされる皆様に
メンターの役割や心構えなどをお伝えする中で
職場でのコミュニケーションについて
こんな質問をしてみました。

「あなたは職場で部下や後輩と
 どれくらい雑談を交わしていますか?」

お答えは様々。

「毎日2~3回は何気ない会話をしてますよ~」

という方、パチパチパチ。素晴らしい!

忙しいと仕事に関係ない会話って
意識しないと意外とできないものですよね。

でも、この「何気ない会話」こそが
部下・後輩との心のつながりを作るカギ!

私自身も経験があります。

あれは10年ほど前。

ある企業で派遣社員として働いていた頃。

職場の上司がとても気さくな方で
いつも気軽に声をかけてくれました。

例えば、コピー機の前で並んでいるときや
シュレッダーの紙屑を捨てようとしているときなど
ちょっとした「すき間」を利用して
まさに


ど~でもいいゆる~い会話


をちょいちょい入れてきてくれたのです(^^)

たとえば、

「岩村さん、最近はどう?慣れてきた?」

からはじまり、

「仕事はひとつずつ、覚えてくれれば大丈夫だからね」

「岩村さん、今週末はお子さんの運動会じゃない?
 なんか出るの?」

「最近さむいけど、お子さんは風邪引いたりしてない?」

などなど、数え上げればきりがないくらいの
雑談のレパートリー♬

今考えても頭が下がります。

それも、私のプライベートを根掘り葉掘り
というよりも、私がその時期にきっと
気にしているだろうことを察して
さりげなく、そこを聞いてくださるような。。。

そんな配慮を感じました。

そんなちょっとちょっと交わされる雑談のおかげで
私はその上司に対して心の垣根がかなり下がりました。

当時はまだ娘も幼く、朝になると機嫌を損ねて
学校に行きたくない!とグズることがあり
遅刻が続いた時期がありました。

このままだと職場に迷惑をかけるな~と思うにつけ
もう契約の更新は見合わせようかと思ったのですが
思い切って

「私事で本当に恐縮なのですが・・・」

と悩みを相談し、出勤時間を少し遅く
してもらうことで、職場を辞めずに済みました。

プライベートの問題を職場に持ち出すことに
以外と躊躇する人は多いと思います。

でも、普段からの

ど~でもいいゆる~い会話

が心に「安心感」という橋をかけてくれると
部下や後輩がひとりで悩みを抱え込むリスクが
軽減されるんじゃないかな、と思います(^^)

ぜひ、気楽にサクッとさりげない声掛けを
よろしくお願いします!

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