~上司は褒め言葉を増やそう~
こんにちは。
ひとりひとりの個性やカラーを大切に
自分らしく輝く人を応援する
接客コミュニケーション コンサルタントの岩村良恵です(^^)
先日は自治体様で半日研修。
コロナ禍に負けず、皆さん熱心にご参加いただきました!
研修では中堅職員の3つの役割
・プレーヤー (Player)・・・自分の任務を納期までに質高く遂行する人
・リーダー(Leader) ・・・後輩を育成してチームのパフォーマンスを上げる人
・フォロワー(Follower) ・・・上司の右腕となってサポートする人(いわゆる参謀!)
について考えていただきました。
今回はその中からリーダーとして
部下指導をする上で効果的なフィードバック力のひとつ
「褒める」
についてお話したいと思います。
人はみんな、褒められたい♬
人を育成する上でものすごく大切なのは
その人の良いところを見つけること
だと思っています(^^)
そして、それをわかっているだけでは足りず
言葉に出して本人に伝える
ということが同じくらい大事です。
でも日本人は、
謙虚で慎ましいことを良しとする文化背景のせいか
褒める、褒められる のどちらも苦手とする方が
多いように感じます。
研修の中で「部下の良いところを見つける」
というワークがあるのですが
皆さん、筆が進まん進まん💦
3分で部下や後輩の良いところを褒める言葉を
40個書いてください、というワークなのですが
20個以上書けたという方にほとんどお会いしません。
多い方で12~13個。
平均すると5~8個くらいでしょうか。
私は海外の航空会社で長年働いていたからか
アメリカ人やオランダ人の気さくに(そして気楽に)人を褒める
という文化に長年親しんできました。
“Good morning. Oh, you look great today.
I like your hairstyle so much!!”
(おはよう!わ~、あなた今日すっごく素敵。
そのヘアスタイル、すごくいいね!)
といった具合に、挨拶のついでにごく自然に
相手を見て感じたポジティブな感想を口に出すのです。
そして、
当然自分が褒められた場合にも、日本人のように、
「いえいえ、とんでもない! 全然そんなことないんです~」
と、
せっかくの褒め言葉を無下にする謙虚さはみじんもなく
“Oh, thank you. You make me happy.”
(まあ、ありがとう。嬉しいわ!)
と軽~く受け取るのです(^^)
だから、褒める方も褒められた方も気分が良い♬
仕事をする上で(いや、生きていく上で)
この「気分が良い」ってものすごく大事じゃないでしょうか。
そんなコミュニケーションが日本の職場でも
自然に交わされるようになったら、きっと
パワハラが起こるような雰囲気や
先輩に話しづらい、上司に相談できない
といった悩みでメンタル不調に陥る、ということも
ぐっと減るのではないかな、と思うのです。
ぜひ、世の上司・先輩の皆さん、
普段から部下の良いところが目に入ってきたら
臆せず軽やかに口に出してみませんか?
大人になっても褒められればうれしいもの❤
「お、今日も元気そうだね!」
「いつもわかりやすい報告書で助かるよ。」
「君は字が丁寧でいいね。読みやすくてありがたい。」
などなど、
部下の容姿よりも、その仕事ぶりや雰囲気の良さ
にフォーカスしてみると褒めやすいと思います(^^)
そうすればきっと部下は、叱咤激励するよりも
パフォーマンスが上がったりするかもしれませんよ!
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