~先輩に質問できないあなたへ~
こんにちは。
ひとりひとりの個性やカラーを大切に
自分らしく輝く人を応援する
接客コミュニケーション コンサルタントの岩村良恵です(^^)
先週は自治体様での新人フォロー研修。
入職して5か月が過ぎたタイミングで
仕事のやり方やチーム意識を学び直す、という内容。
一般企業様でもよく実施するテーマです。
そんな中、私はよく新人の皆さんに
「仕事上のお悩みは?」
と伺いますが、ほぼ毎回耳にするのが
/
先輩に質問ができない
\
というお答え。
これ、業種業態を問わず毎年
新人さんのお悩みNo.1のようです。
質問したいのに、なかなか聞けず
そのせいで仕事が進まなかったり
変なミスをしてしまったり。。。
一体なぜなのか?
私なりのリサーチ結果を分析してみました!
<後輩が先輩に質問できない理由トップ5> (岩村調べ)
TOP 1 タイミングがわからない
先輩たちはいつも、ものすごく忙しそう。
つまらない質問で手を止めるのは申し訳ないな
と思うとなかなか声がかけられない。
TOP 2 叱られそうで怖い
ミスしたときなど、早く報告しなきゃいけないと
わかっているのに、ついつい怖気づいてしまう。TOP 3 謎の「~だろう」に走ってしまう
「きっとそのうち先輩が気づいてくれるだろう」
「聞かなくてもきっと何とかなるだろう」など
根拠もないのに楽観視して流してしまう。
(でも、結局あとで困ることが多い)
TOP 4 どこまで自分で考えるべきか悩む
自分で考えるべきことと、質問すべきことの線引きがわからない。
先輩から「それくらいは自分で考えてみて」と言われると
なかなか聞けなくなる。でも、それで問題が起きると
「何でもっと早く訊いてくれなかったの?」と言われ困惑💦TOP 5 そもそも質問がまとまらない
仕事が覚えられてないので、お門違いの質問をして恥をかきたくない。
伝え方もわからず、一人悶々としているうちに時間が過ぎる。
いかがでしょうか?
当てはまることはあったでしょうか。
でもね、声を大にして言いたい!
新人のうちは
質問することも仕事です!!
先輩たちは、ものすごく忙しそうにしていても
「新人さんをサポートしたい!」
と思っているのです。
だから、
遠慮はしないで!
でも、その代わりに
配慮はしましょう!
???その違いは??
つまり、
気を使って質問することそのものを
躊躇するのではなく、
どんな風に質問したら
相手が答えやすいか
どんなタイミングで質問したら
相手の集中力を乱さないか
そこをしっかり押さえれば
むしろスッキリするまでガンガン聞いていきましょう!
具体的には?
以下の方法をお勧めします。
<先輩に質問するときの配慮 ベスト3>
BEST 1 タイミング編
・先輩が集中して作業しているときは話しかけない
・先輩が席を外して戻られたタイミングを見逃さない
・先輩が人と話し終わった OR 電話を切ったタイミングを逃さない
・「お時間ができたら質問させてください」と書いたメモをそっとデスクに置く
BEST 2 言葉遣い編
・話しかけるときは必ずクッション言葉を入れる
例:「失礼いたします。今、話しかけても大丈夫ですか?」
「お忙しいところ恐れ入ります。5分だけよろしいでしょうか?」・結論が先、詳細は後
NG例:「恐れ入ります。実は先週、取引先のA社に商品XXXを納品したのですが
手違いがあったようで、どうやら・・・・それでその後・・・・、
私がフォローしたのですが間に合わず・・・クレーム電話がきました。」
OK例:「恐れ入ります。実は取引先のA社からクレーム電話が入りました。
納品した商品XXXの品質についてです。この後、折り返しお電話する
予定なので、私の判断で間違っていないか確認いただけますか?」・お礼は2回
1回目:当然ながら、教えていただいた直後にお礼
2回目:問題が解決した後にもう一度、改めてお礼(解決まで時間が空いてもOK!)BEST 3 人間関係編
・普段からコミュニケーションをとり良好な関係を構築する
例:あいさつ&返事(目を見て、ハキハキ、さわやかに!)
相手の関心事に関心をもつ(先輩は何を大切に思っているか?)
・自分ができることがあれば積極的に手伝う
例:荷物を半分持つ、会議の準備を手伝うなど小さなことでOK!
ぜひ、日々の小さなことの積み重ね
やってみてくださいね!
なんでも質問できるのは新人の特権ですよ~!
この一年をどうか無駄にせず
どんどん成長していってくださいね♬
応援しています!!
Better to ask the way than go astray.
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