~ダメ出しで部下は育たない~
フィードバックについて

こんにちは。

ひとりひとりの個性やカラーを大切に
自分らしく輝く人を応援する
接客コミュニケーション コンサルタントの岩村良恵です(^^)

今日は愛知県内の医療機関様にて
入職4年目以上の職員の方向けの
ティーチング研修でした。

“教える人を育てる” ことが
今はどこの組織においても喫緊の課題。

「人が育たないんだよね~」

とお嘆きの企業様も多いですが、
実はそれ以上に、

「育てる人が育たないんだよね~」

とのお声をよく聞きます。

職場における部下育成の真の目的は

「上司の指示に従って真面目に働く人」

を育てることではなく

「自分の頭で考えて行動できる自立した人」

を育てること。

だからこそ、やはり大事なのは
単に仕事のやり方やコツを教えるだけではなく

「なぜ」この仕事をするのか

「何のために」この作業はあるのか

という目的理由を根気よく伝えることにあります。

そしてもう一つ、大切なのが適切なフィードバック

皆さんは普段、どんなことに気をつけて
後輩や部下にフィードバックしていますか?

フィードバックは英語で feedback と書きますが
この “feed” には「食べ物や肥料などを与える」
つまり「養う」「育てる」という意味があります。

まさに母鳥がヒナたちにエサを与えるようなイメージ♬

だから、


相手の成長の「糧」となるような内容


でなければ、それはフィードバックではなく
単なるダメ出しになってしまう恐れが(;’∀’)

気をつけなきゃ~!と思いますよね💦

私自身も子育てにおいてはどうしても
子どものできていないところに目が行きがち。
恐怖のダメ出しバックになっていないか
いつも自分を牽制してます(^▽^;)

おススメなのが 

Good & Bad ではなく

Good & Better で伝える方法。

つまり、
Good :良いところ。評価すべき点。
Better:こうするともっと良くなるよ!という点。

たとえばこんな感じ。

「資料の内容はいいけど(good)
 構成が複雑すぎていまいちだね、やり直して(bad)

これだと Good & Bad のダメ出しバック!

「資料の内容はすごくいいね!(good)
 構成は、結論を先に入れるともっとわかりやすいんじゃないかな?
 もう一回トライしてみてくれる?(better)

こんな感じで、軽やかにどうぞ♬

過去の失敗を責めるのではなく
反省を踏まえて未来に向けた改善を!

部下のモチベーション上がること間違いなし!
ぜひ、やってみてください(^^)

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