~PDCAが上手く回せない人の特徴~
こんにちは。
ひとりひとりの個性やカラーを大切に
自分らしく輝く人を応援する
接客コミュニケーション コンサルタントの岩村良恵です(^^)
今日は、若手社会人向けの研修準備をしながら
思ったことを書き留めておこうと思います。
組織で働いていると
/
PDCAを回そう
\
はよく聞くフレーズですね(^^)
何か目標を達成しようとしたとき
①Plan (計画を立てる)
②Do(実行する)
③Check(結果を振り返る)
④Action(改善する)
という4つのステップを踏み
このサイクルをぐるぐると回すことで
どんどん成果を上げていこう、という考え方です。
でもこれ、頭でわかっていても
どうしてもできない人が多いのが現実。
(実は私も本来は勢いで進むタイプなので
昔はものすご~く苦手でした💦)
でもこのPDCA、ちゃんとやると
すごく気持ちよく仕事ができるんだな~
とあるとき気づいたことがあります。
それは英会話スクールの営業をしていたころ。
どうしても契約が取れなくて困っていました。
その頃の私は、
毎月、肩にのしかかる数百万のノルマに焦る💦
↓
変に力が入り、売りつけようとしてしまう💦
↓
お客さんが引いてしまい買ってもらえない💦
この負の連鎖ですっかり疲弊(^▽^;)
一生懸命やっているのに、全く売り上げが立たず。
この頃は、夜中にガバっと飛び起きては
電卓を叩いていたものです。
ストレスで顔中に吹き出物ができてホント、悲惨でした💦
そんなとき、
先輩に勧められてPDCAのやり方を取り入れたのです。
(といっても、当時PDCAという言葉は知りませんでしたが、、、)
ポイントは
ちゃんと現状把握して目標とのギャップを書き出し
その上で、何が足りないのかをしっかり見極め
それを補うため具体的な行動計画を立てること。(Plan)
そして、
先輩にそれに基づいて毎日やった行動を報告しながら
ひとつひとつ「できない」を「できた」にしていきました。(Do)
私の場合は「焦り」が諸悪の根源だったので
まずは「なぜ焦るのか?」から掘っていき
マインドを整えるところから始めたものです。
その後、実行したことを振り返って改善し (Check & Action)
また計画を立てて実行。
先輩の、
「お、頑張ってるじゃ~ん、できるようになってきたね!」
という優しい励ましの言葉に支えられながら
地道な作業を続けたところ・・・
お蔭で3か月後には目標の数字を達成できるように✨
営業トークすることが辛くなくなりました(^^)
そんなPDCAの効果を身をもって実感した私ですが
最近、研修をしていてPDCAを上手く回せていない
という方にはある特徴があることに気づきます。
それは次の3つ。
①目的が明確でない
昔の私のようにただただ焦るあまり
本来の仕事の目的がわからなくなったまま
計画をたててはいけません。
「私は何のためにこの仕事をしているのか?」
まで、徹底的に掘り下げて計画に臨むべし!
② 可視化できていない
「がんばります!」「努力します!」「精進します!」
という思いは大事ですが、それだけではPDCAは失敗します。
「できるだけ早く」「少しずつ売り上げアップ」は
どちらも定性的といって数値化されていないので
達成したかどうかの軸がブレブレに。
そうではなく
「今日の午後3時までに」「売り上げを毎月5%ずつアップする」
など、数値に落として、あとで検証できるように計画しましょう!
③ 原因を徹底的に掘り下げていない
できなかったとき、うまくいかなかったとき、
あなたはどんな反応(対応)をしますか?
「残念だったな~、次はがんばるぞ!」
と前向きな気持ちはいいのですが
やっぱりPDCA的にはアウト!
がんばったその先が見えません(^▽^;)
だから、
「どこがどう間違っていたのか?」(ときにはお客さんにヒアリング)
「何が原因でそうなってしまったのか?」(時には上司に相談)
「どうすれば次は改善できるのか?」(時にはできてる人に質問)
と具体的に徹底的に原因を掘り下げて、
目に見える形でまとめ上げていくのが不可欠だな~と思います。
人は反省しても、すぐに忘れるんでね(^▽^;)
たしかに面倒な作業ですけどね~!
でも、仕組み化しちゃいましょう!
私はKPT法を使っています。
次回はそのKPT法についてお話しますね!
では、今日はこのあたりで♬
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