~自分の軸を持てば上司を選ばない~
こんにちは!
人は生まれたときからみんなダイヤモンド✨✨✨
観察力・共感力・表現力の3つのチカラで
あなたの接客力とコミュニケーション力をアップさせる
研修トレーナーの岩村良恵です(^^)
突然ですが質問です。
皆さんは上司によって言うことが違っていて
困ったことはありますか?
私はあります。
特にCA時代は毎フライト違うメンバーで仕事をします。
つまり、毎回上司が変わるわけで(^▽^;)
チーフパーサーの言うことがまるで違って
戸惑うことは日常茶飯事でした。
でもあることがきっかけで私は
知識を身につけて自分の軸を持つことで
上司によって言うことが変わっても
柔軟に対応できる術を身につけました。
私のCA時代の経験をお話しますね(^^)
ワインの冷やし方って
以前、国際線の客室乗務員をしていた頃のことです。
ビジネスクラスやファーストクラスでは
一流のワインが用意されていますね。
私が乗務を始めた1996年頃は
日本でもワインが大流行り。
私自身もあの当時いただいた美味しいワインのお蔭で
すっかりワイン好きになりました(^^)
ところでワインの適温といえば
赤ワイン・・・常温で(14℃くらい)
白ワイン・・・冷やして(6~9℃)
スパークリングワイン・・・さらに冷やして(5~7℃)
とされています。
とくに冷たい飲み物はキンキンに冷やして飲みたい!
という要望が強い日本人。
機内でも白ワインやスパークリングワインは
しっかり冷やしてサーブしていたのですが
ある日、白ワインを氷水に直接入れて冷やしたら
先輩CAに
「なんで直接入れてるの?ラベルがふやけるでしょ!
ビニル袋に入れなさい!」
と叱られたことがありました。
確かにラベルがふやけては不格好です。
おまけに、雫が垂れるのもやりづらい。
納得して、次からはアイスバケットに氷水を張り
ワインボトルをビニル袋に入れた状態で入れるように
しました。すると今度は別の先輩CAから
「何やってるの?!ワインバケットにビニル袋がいっぱい。
不格好ったらないわ。ドライアイスを使って!」
と言われました💦
それも確かに一理あります。
仕方なくドライアイスを出してきて
ワインバケットに入れました。
でも、ワインから白い煙が立つのに違和感(^▽^;)
何より、今度はワインが冷えすぎました。
お客様からも
「ドライアイスはやりすぎじゃない?」
とご指摘を受ける始末💦
さあ、どうしたら良いものか。。。
毎回ちがう先輩のやり方に戸惑いました。
そこで
ソムリエの書いた本を何冊か読んだところ
実は、正式な白ワインの冷やし方は
/
ワインバケットに氷水を入れ
そこに直接ボトルを入れて冷やす
\
であることがわかりました。
ラベルはそんなに簡単にふやけないし
ボトルからしたたる水滴をリネンで
やさしく拭き取るしぐさに味があるのだと。
なるほど!
それ以来、
私は先輩CAによって二転三転するアドバイスにも
右往左往することがなくなりました。
ただ立場上、正論をぶつけることが
最適ではない場合もあります。
そんな時には、
「この方は、そいういうやり方なんだな」
とサラリと受け止めて
自分の中での真理はゆるがさずに
安心感を覚えて仕事をすることができました。
正論を踏まえた上での柔軟性を
このエピソードで私が言いたいのは
「知識のない上司には正論でぶつかれ!」
ということでは、もちろんありません(^▽^;)
上司だって人である以上、間違えもするし
知識不足だってあるはずです。
ただ、
こちらに知識がない状態だと
異なる上司の言葉に右往左往して
ものすごく不安な気持ちで仕事をすることになる。
そんなマインドから解放されて
「一般的にはこうだけど、この上司は
このやり方を推奨してるのね!OK!」
と自分の中で折り合いをつける術を身につければ
どんな考えを持った上司の下でも
自分の軸を保って柔軟に仕事をすることができます。
その上で、上司に意見を聞かれたら
自分の意見としてしっかり発言することも可能。
こんな “しなやかさ” をもっていれば
誰も傷つけず、自分も穏やかな気分で
働くことができるのはないでしょうか?
少なくとも、
私はそんな思いで知識を身につけて来ました。
知識は振りかざすためではなく
軸をもって柔軟に行動するための味方に♬
これまらもまだまだ足りないことだらけ。
勉強は続きますね!
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