~JR東海髙島屋様でマスク接客マナー講座~
こんにちは。
ひとりひとりの個性やカラーを大切に
自分らしく輝く人を応援する
接客コミュニケーション コンサルタントの岩村良恵です(^^)
昨日は名古屋駅のシンボル、JR東海髙島屋様の
接客スタッフの皆様に向けたマスク接客マナーセミナーに
登壇させていただきました。
昨年9月にも実施させていただき今回で2回目。
今回は4月に入られた新しいスタッフ様も参加され
ソーシャルディスタンスを保ちつつも
アットホームな雰囲気のセミナーとなりました💕
敏腕アシスタントのお二人に支えられ
無事にセミナーを終えることができました!
感謝!!!
今回は改めて、コロナ禍の接客について
お話したいと思います。
なぜ、店舗に足を運ぶのか?
コロナ禍の影響で、
接客スタッフさんに求められることは
凄まじい勢いで多様化しています。
「親切・丁寧」を求めるお客様もいれば
「距離感」を保ってほしいと思うお客様も。
接客する側からすれば、日々手探り(;’∀’)
試行錯誤の連続だと思います。
私自身も、接客業に就いて間もない頃は
このお客様の「期待」に気づくことができず
ずいぶん苦労しました(^^;)
自分が良かれと思うことと
実際にお客様が喜んでくださること
イコールとは限りませんよね💦
だからと言って、
遠慮ばかりが先立って行動しなければ
お客様との心の距離を縮めることは難しい。
だから、やっぱり接客は
毎日のトライ&エラーなのかな、と思います。
ところで、なぜ私たち消費者は
店舗に足を運ぶのでしょうか?
仕事帰りスーパーやドラッグストア
運転の途中に立ち寄るコンビニなど
「ついでに」立ち寄る場所はさておき
デパート、ショッピングモール
といった店舗に私たちが足を向けるのは
「買い物」そのものはもとより
「空間」を楽しみにいくのではないでしょうか。
とくに、髙島屋さんのような一流の百貨店に
行くときには、必ず「目的」があるはず。
「ここならきっと間違いないものが見つかる!」
という品揃えに関する信頼性はもちろん
「ここなら商品知識のある販売員から ”玄人目線”の
アドバイスがもらえる」
という期待、そして最近では
「あの、ラグジュアリーで洗練された空間に
身を置きたい!」
という需要も確実にあると思います。
私のお世話になっている美容師さんが
「私は髙島屋にチューニングに行っています」
と仰っていました。
/
あの洗練された空間に自分が負けていないか
存在として違和感がない大人の自分かどうか
\
を確認しに行っているのだそう(^^)
なるほど、そんな期待もあるんですね!
いまは、インターネットの時代。
「欲しいもの」はネットでポチるだけで買えます。
わざわざ時間と交通費と手間をかけて
遠い百貨店まで出かけるお客様の期待とは?
そこをぜひ、意識していただけたら
と思います(^^)
接客とは観察
お客様に喜んでいただくために
接客者は心を砕きます。
でも、それが裏目に出て心が折れそうになる💦
そんな瞬間もあるかもしれません。
「お客様、今日は何かお探しですか?」
と声をかけるも、ただなんとなく
ウィンドウショッピングしたいだけの方には
かえって疎んぜられてしまう場合もあるでしょう。
「お客様との会話をどう繋げるかが難しい」
接客スタッフさんからそんなお声もよく聞きます。
きっと接客する側は、どうしたら
お客様との「接点」を上手くもてるか
に心を注ぐあまり「何か話さなきゃ!」と思いすぎる傾向が。
でも、本当に「買う気」で来てる方でない限り
販売員さんに声をかけられると構えてしまうのかもしれません。
だから、
あえて商品やお買い物とは
まったく関係ない話をしてみる。
「そのバッグの色、すごくかわいいですね!」
「そのジャケット、すごくお洒落ですね!」
など、その方の持ち物やお召物について
ポジティブなコメントをしてみたり。
コミュニケーションは相手が主役。
そんな気持ちがスタートラインなのかもしれません。
コミュニケーションとは相手に興味を持つこと
私はコミュニケーションの基本は
/
相手の興味関心に興味関心をもつこと
\
だと思っています。
目の前の方が
何に関心があるのか
何を大切に思っているのか
何を知りたいのか
そんなことに純粋に興味を持つ
そこが出発点だと考えています。
実際に私自身も、人と会話するとき、
「最近ハマってることありますか?」
「最近、気になるお店あります?」
「面白いYoutubeありますか?」
など、
臆せずどんどん「相手の興味・関心」について
質問しています(^^)
相手のプライバシーに踏み込むような質問は
最初は避けた方がいいと言われますが
(たとえば職業、家族構成や年齢、既婚・未婚etc.)
相手が今、何に興味・関心を持っているか
どんなことを大切にしているか
など、相手の気持ちのベクトルについての質問なら
嫌がられることなく、かつ
相手との心の距離を縮めやすいのではと思っています。
ぜひ、
軽いタッチでお客様の「関心事」に触れていただき
そこから会話の幅を広げていただけたらな、と思います💕
Be interested not in themselves but in their interest!
接客・接遇・ビジネスマナーのTrue Colors Communication
話し方・伝え方・セミナーのご相談もお気軽にどうぞ
お問い合わせはコチラから