~昭和世代のワーキングマザーの葛藤~
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こんにちは!
人は生まれたときからみんなダイヤモンド✨✨✨
観察力・共感力・表現力の3つのチカラで
あなたの接客力とコミュニケーション力をアップさせる
職場のコミュニケーション・トレーナー 岩村良恵です(^^)
最近、昭和世代の管理職の方に向けた研修の機会が多く
世代間ギャップについて考えるきっかけをいただいております。
普段は若手社員さんの応援に力を入れている私ですが
実は私自身は、バリバリ昭和世代(^▽^;)
だから、
40代~50代の方々の葛藤は痛いほどわかります。
もちろん、外資系エアラインに長く在籍していたり
通訳という仕事柄、欧米的な環境で働いてきたので
いわゆる「昭和の日本の職場」に身を置く機会は
少なかったように思います。
ただ、育ったのは昭和の日本。
「最後まであきらめるな!」
「人に迷惑をかけるな!」
「自分のことは自分でやれ!」
と言われて育った世代なので
平成・令和へと移りゆく急激な世の中の変化に
心が着いていけなくなる感覚もよくわかります。
以前、ある管理職の女性と話していた時
こんなエピソードを伺いました。
子育てママに風当たりが強かった20年前
その方は現在、40代後半。
妊娠・出産・子育てをしていた20年前は
まだまだ社会的に肩身の狭い時代だったのだとか。
「産休を取る」=「会社に迷惑をかけている」
という図式が当たり前だったそうで
産休中に、同僚に任せた仕事が気になって
会社に顔を出そうものなら上司から
「人に迷惑をかけて休んどる奴がノコノコ来やがって!
とっとと帰れ!休暇中は会社に寄り付くな!」
と平気で言われていたそうですΣ(゚Д゚)
今ならハラスメントにもなりかねない暴言。
一瞬、耳を疑いましたが・・・
これが当時の子育てママさんたちの
普通の感覚だったとおっしゃるから驚きです。
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さまざまな職場風土がある中で
何が正解かなんて、簡単に決められません。
ただ、
その頃の「働く母」に対する日本社会の風当たりは
相当なものだったことが、
彼女たちとの会話から伝わってきました。
頭ではわかっていても・・・
そして今 時は令和。
ダイバーシティ、インクルージョンと叫ばれる世の中で
男性も子育てに参加していくのが当たり前の時代になりました。
内閣府に男女共同参画府が設けられ
国を挙げて「イクメン」育てに拍車がかかる今。
男女の垣根を越えて、子育てに参加していく
そんな社会が望ましいことを頭ではわかっている。
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でも、実際に社内の男性部下たちが
「今日は僕、子供のお迎えなんで失礼します」
と定時にサクッと帰っていく後ろ姿に
どうしても寛容になれない自分がいる、と。
頭ではわかっているのに、心が着いていけない
そんな心の狭い自分に嫌気がさす、と。
これって、悔しい思いをしてきた彼女たちの
大きな葛藤なのだろうと思います。
そして、立場こそ違えど
こんな「昭和の当たり前」から脱皮しようとする社会で
同じような葛藤と闘っている方は
他にもたくさんいらっしゃるのだろうと。
時代の変わり目。
どうしたらこの葛藤を超えて職場が変わっていけるかを
社会全体が改めて考える必要があるように思います。
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